2020.09.08
デビットカードで格安SIMを契約したい…。クレジットカードが格安SIMの支払い方法として一般的ですが、実はデビットカードも支払い方法で使うことができます!ただいくつか気を付けないといけない点もあるので、今回はそれらを確認していきましょう!
目次
まずデビットカードで申し込める主な格安SIMの一覧になります。
発行カード会社の基準によって使えるかどうか決まる。 基準を知るためには発行カード会社・金融機関に問い合わせる。 |
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LINE Payカードを疑似的にデビットカードとして使うことは可能。 | |
mineo | 利用可能。ただし発行カード会社によって制限をかけられている場合もある。 |
「楽天銀行デビットカード」「スルガ銀行デビットカード」の支払い登録が可能。 |
楽天モバイルは格安SIMではありませんが、値段的に格安SIMに近しいので掲載しています。これがデビットカードで申し込める格安SIMのすべてではないですが、Y!mobileなど格安SIMの有名どころでもデビットカードを支払方法に申し込むことはできません。
またデビットカード申し込みではありませんが、口座振替を支払い方法に格安SIMに申し込むことも可能です。
クレジットカードと異なり、デビットカードは利用者の口座残高によって料金未回収のリスクがあります。そのため、格安SIMでは積極的にデビットカード支払いに対応しない傾向にあります。
デビットカードとは、カードの支払いと同時に利用者の銀行口座から引き落としが行われる仕組みのカードのことです。銀行口座から現金を引き出さずに決済が可能な利便性や、クレジットカードのように銀行の残高以上にお金を使いすぎる心配がない安心感などあります。またデビットカード作成時に、クレジットカードのような審査はなく、収入も問われません。そのため15~16歳から発行可能なことが多いです。
一見便利そうなデビットカードですが、メリット・デメリットはもちろんあります。
クレジットカードと異なり、購入と同時に口座から利用金額分が差し引かれます。そのため利用状況の管理が簡単です。また、デビットカードは決済を行うと、利用状況のメールが届くので、自分の使用状況の把握も楽です。
口座振替と異なり、デビットカード利用で支払いを行うとその発行カード会社にちなんだポイントを得ることができます。
格安SIMの主な支払い方法はクレジットカードです。デビットカード支払いは格安SIMにとってリスクがあるため、対応していないことがよくあります。
デビットカードを発行している会社によっては、携帯料金の支払いにデビットカードを使うことを制限している場合もあります。自分の持っているデビットカードが制限しているかどうかは発行しているカード会社に聞いてみましょう。
格安SIMによっては使用できるデビットカードを指定していることがあります。例えば楽天モバイルでは、「楽天銀行デビットカード」「スルガ銀行デビットカード」しか使えません。自分が持っているデビットカードを使えないことも考えられるので、そういった点には注意しましょう。
UQモバイルは格安SIMの中でも通信が安定していると言われています。UQモバイルはauのサブブランドで、通信速度はキャリア並みに安定しているにも関わらず、携帯料金はキャリアよりも安いという特徴があります。
月額料金 | データ容量/月 | |
---|---|---|
くりこしプランS | 1,480円 | 3GB 通信制限時最大300kbps |
くりこしプランR | 2,480円 | 15GB 通信制限時最大1Mbps |
くりこしプランL | 3,480円 | 25GB 通信制限時最大1Mbps |
楽天モバイルは最近自社で通信設備を保有するようになりました。現在キャンペーンを大々的に行っており、お得感はあります。しかしまだまだ楽天回線エリアは狭いため、データ通信量無制限をうまく使えないケースもあるので注意しましょう。
月額料金 | データ容量 | |
---|---|---|
Rakuten UN-LIMIT | 2980円 | 楽天回線エリアは通信無制限 ※パートナーエリアは5GB/月 |
LINEモバイルは通常プランに加えて、オプションでデータフリーオプションをつけることができます。LINEやTwitterなどのSNSやLINEミュージックのデータ通信量を0にできるので、SNSをよく使う人はオプション導入を検討してもよいでしょう。
SIMタイプ | 月額料金 | データ容量 |
---|---|---|
データ専用SIM | 600円 | 500MB |
980円 | 3GB | |
1700円 | 6GB | |
2700円 | 12GB | |
音声通話SIM | 1100円 | 500MB |
1480円 | 3GB | |
2200円 | 6GB | |
3200円 | 12GB |
月額料金 | 対象サービス | |
---|---|---|
LINEデータフリー | 0円 | LINE |
SNSデータフリー | 280円 | LINE、Twitter、Facebook |
SNS音楽データフリー | 480円 | 上記に加え、 インスタグラム、LINEミュージック、Spotify、AWA |
mineoはマイネ王という独自のコミュニティを構築しており、マイネ王フリータンクによる通信データ量のシェアなどが人気です。またそういった独自の仕組みから顧客総合満足度第1位を獲得しています。(出典元:MMD研究所「2020年3月格安SIMサービスの満足度調査」)
月額料金 | データ容量 | |
---|---|---|
Aプラン | 1310円 | 500MB |
1510円 | 3GB | |
2190円 | 6GB | |
3130円 | 10GB | |
4590円 | 20GB | |
6510円 | 30GB | |
Dプラン | 1400円 | 500MB |
1600円 | 3GB | |
2280円 | 6GB | |
3220円 | 10GB | |
4680円 | 20GB | |
6600円 | 30GB | |
Sプラン | 1750円 | 500MB |
1950円 | 3GB | |
2630円 | 6GB | |
3570円 | 10GB | |
5030円 | 20GB | |
6950円 | 30GB |
デビットカードで申し込める格安SIMはいくつかあります。ただその選択肢も少なく、支払い方法にデビットカードを選べても、カードの種類や発行カード会社による制限がある場合もあります。それでも決済上の利便性や、利用状況の確認のしやすさなど、クレジットカードが使えない場合の支払方法の1つとして考えてもよいでしょう。