シャープは5月上旬に発表のあったAQUOSとして初めてのSIMフリー専用モデル「AQUOS sense plus」<SH-M07>を6月22日より発売します。SIMフリーでおサイフケータイに対応しているので、おサイフケータイは必須という方の一つの選択肢になります。
発表時の紹介記事にも記載しましたが、AQUOS sense plusの特徴やスペックを紹介し、その後、取扱いMVNOを紹介します。
目次
AQUOS sense plusの特徴
5.5インチ、18:9のフルHD+IGZOディスプレイ
最近の流行にのって、従来より縦長の18:9のディスプレイを採用しています。従来機のAQUOS SH-M02と同じ横幅ですが、5.5インチと大画面化を果たしています。同じくSH-M02との比較でアプリの表示領域が約23%も上昇しています。
そして、テレビの方のAQUOSの技術を応用した「リッチカラーテクノロジーモバイル」とデジタルシネマ企画(DCI)をサポートしていて、色彩豊かな表現を可能としています。
おサイフケータイ
SIMフリー機としては珍しく、おサイフケータイに対応しています。対応しているサービスは、楽天Edy、モバイルSuica、モバイルWAON、モバイルJMBWAON、nanacoモバイル、「iD」(dカード、dカードminiは非対応)、QUICPayです。
ちなみに、おサイフケータイに対応しているということはGoogle Payにも対応しているということでもあります。Google Payのメリットとしては、税込1,030円の年会費なしに、ビューカード以外のクレジットカードによるSuicaへのチャージが可能になることです。今まで年会費を払ってチャージをしていた方は、Google Payも利用してみるとよいかもしれません。
指紋センサー
前面下部の位置に指紋センサーを搭載しています。指紋センサーの位置については人によって好みがありますが、前面に付いているメリットとしては机などにおいている状態でも簡単にロックを解除できることです。
また、指紋センサーをホームキーやナビゲーションキーとしても使えます。指紋センサーでの操作で代用できるので、画面内のキーを非表示にして画面を広く使うことができます。
防水、防塵
IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応しています。IPX8の防水なので、海外製のSIMフリースマートフォンで付いている防水でよくあるIPX7よりも防水機能は高いです。
しかし、防水機能は高いとはいえ、あくまでも常温の真水・水道水に対してテストしたものです。石けんで洗ったり湯船の中につけたりしても問題ないということではないので注意してください。
OSバージョンアップ2年間保証
発売日より2年間、最大2回のOSバージョンアップに対応します。メーカー独自機能が多いほどOSのバージョンアップがされにくい傾向があるので、日本向けの機能を追加しながらも2年間のバージョンアップに対応してくれるのはうれしいところです。
Snapdragon 630、RAM 3GB
Snapdragon 630、RAM 3GBとミドルレンジモデルとして標準的なSoC、RAMを搭載しています。最近はミドルレンジでもRAMが4GBのモデルも増えてきているので、3GBであるのは少し残念なところですが、普段使いする分には特に問題ない性能でしょう。重たい3Dゲームを存分に楽しみたいという方はもっとスペックが高い機種の方が良いとは思いますが、そうでないならば十分に使えると思います。
仕様
AQUOS sense plus | |
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OS | Android 8.0 |
サイズ | 約151mm×約71mm×約8.9mm |
重さ | 約157g |
SoC | Qualcomm Snapdragon 630 オクタコア(2.2GHz×4+1.8GHz×4) |
RAM | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部メモリ | microSD/SDHC/SDXC(最大400GB) |
ディスプレイ | 約5.5インチフルHD+(2,160×1,080ドット)IGZO液晶ディスプレイ |
アウトカメラ | 約1,640万画素 CMOS 裏面照射積層型 |
インカメラ | 約800万画素 CMOS 裏面照射型 |
対応バンド | LTE:B1/2/3/4/5/8/19/26/28/41 3G:B1/2/4/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver.5.0(HSP、HFP、A2DP、AVRCP、HID、OPP、SPP、FTP、PBAP、PAN、HOGP) |
SIMカードスロット | nanoSIMカード |
バッテリー | 3,100mAh |
外部接続 | USB Type-C イヤホンマイク端子(3.5φ) |
カラー | ホワイト、ベージュ、ブラック |
取扱いMVNO
AQUOS sense plusの取扱いを発表しているMVNOは以下の通りです。(6/21 15:30時点)確認漏れ等はご容赦ください。また、価格は税抜です。キャンペーンについては公式サイトで内容をご確認ください。
- OCNモバイルONE(らくらくセット:一括32,780円、通常セット:一括41,030円)
- IIJmio(一括40,480円、Amazonギフト券5,000円分プレゼントキャンペーン有)
- 楽天モバイル(一括36,080円)
- BIGLOBEモバイル(1,815円×24カ月=43,560円、3GB以上音声通話SIMセットで1,200円×24カ月=31,680円)
- DMMモバイル(一括44,880円)
- イオンモバイル(一括47,080円)
- mineo(一括47,520円、mineo用にアプリのプリイン、設定済み)
なお、AQUOS sense plusをベースとしたモデルであるAndroid One X4がY!mobileより発売されています。基本性能はほぼ変わりませんが、カラー(オーシャンブルー、パールホワイト、ボルドーピンク)やOSのバージョン(Android 8.1)、ワンセグの対応(X4の方のみ対応)などが異なります。