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格安SIM、楽天モバイルがシェア1位(2018年3月末)

MVNO契約数比率

総務省は6月22日、平成29年度第4四半期(2018年3月末)の電気通信サービスの契約数・シェアを発表しました。

楽天モバイルがSIMカード型シェア1位

発表資料によると、MVNOサービスのSIMカード型の契約者数における事業者別シェアは、楽天モバイルを提供する楽天が15.5%(前期比+0.1ポイント)で首位に立っています。楽天が首位に立っているのはフリーテル契約者を受け入れてからの2期連続です。それまではインターネットイニシアティブがシェア1位でした。

2位以降は、IIJmioを提供しているインターネットイニシアティブが14.6%(前期比+0.5ポイント)、OCNモバイルONEを提供するNTTコミュニケーションズが11.7%(前期比▲0.1ポイント)、mineoを提供するケイ・オプティコムが10.1%(前期比+0.8ポイント)、BIGLOBEモバイルを提供するビッグローブが5.2%(前期比+0.3ポイント)となっています。

なお、Y!mobileは格安SIMと分類されることも多いですが、ソフトバンク自身が提供しており、自らが回線を持つMNOなのでこの集計には含まれていません。

SIMカード型MVNOの契約数は1,130万

契約数が3万以上のMVNOサービスのうち、SIMカード型の契約数は1,130万と前期比+4.0%、前年同期比+26.8%でした。2016年3月末から2017年3月末は+48.7%だったので、先に出ていたMM総研の調査同様、契約数の伸びの鈍化を示しています。

これは、キャリアが使用量が少ない人に向けて従来よりも安い料金プラン(auのピタットプランやドコモのdocomo with)の提供を開始したり、ソフトバンクがサブブランドY!mobileを通じて低使用量ユーザーを集めたりしていることの影響が出ていると考えられます。従来は格安SIMに流れていたユーザーがキャリアに掬い取られた形です。

また、移動系通信の契約数における事業者別シェアでは、NTTドコモが38.7%、KDDIグループが27.6%、ソフトバンクグループが23.1%、MVNOが10.6%となっています。MVNOが前期に続き10%台に乗っています。第4のキャリアとなることを表明している楽天がMVNOサービスの楽天モバイルをどのように扱うかはわかりませんが、楽天のキャリア参入後、数字がどのように変化していくのかが楽しみなところです。

シェアトップの楽天モバイルの紹介

楽天モバイルは通信容量とオプションを組み合わせる従来の格安SIMの料金プランも持っていますが、現在強く押し出しているのは、Y!mobile・UQ mobileを強く意識した「スーパーホーダイ」というプランです。

スーパーホーダイは高速通信容量と国内通話かけ放題がセットになった料金プランです。高速通信容量は、1カ月あたり2GB、6GB、14GB、24GBのいずれかから選べます。国内通話かけ放題は、2018年6月30日23時59分までは5分以内、7月1日0時00分からは10分以内のかけ放題です。

スーパーホーダイの最大の特徴は、高速通信容量を使い切った後も最大1Mbps(12:00~13:00と18:00~19:00は最大300kbps)の通信速度で利用することができることです。1Mbpsの通信速度が出ていれば、通常のWebブラウジングやゲームアプリの通信は問題なく行え、YouTubeでの動画再生も480p以下の標準画質での再生では問題なく見ることができます。キャリアでの通信速度制限(最大128kbps)のようなイライラはありません。

混雑時間帯の最大300kbpsでは、LINEくらいであればあまり問題となりません。Twitterはアイコンや画像の読み込みが少し遅れます。Webブラウジングはテキスト中心の軽いページであれば少し待つ程度で開けますが、画像を中心としたページの場合はあまり快適とはいえないかもしれません。動画は、標準画質以上で見るのは厳しいです。

また、1~3年の最低利用期間(年数は自分で選択可、長い方が2年間月額料金が安い)が過ぎた後は、いつ解約しても契約解除料が発生しません。

Y!mobile、UQmobileのようなキャリアと同等の通信速度はありませんが、混雑時間帯以外は十分使える通信速度で、プラン内容を便利にしたのが楽天モバイルのスーパーホーダイという内容です。

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