ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、格安SIMサービス「nuroモバイル」においてソフトバンク回線を利用したプランの提供を12月19日(火)午前9時から開始することを発表しました。
ソフトバンク回線プランでは、高速通信容量2GBおよび5GBの2プランを提供します。2GB、5GB間の変更は毎月可能です。ともに音声通話SIMの提供もあるため、ソフトバンク回線格安SIMの音声通話SIMの選択肢が増えることとなります。
現在ドコモ回線で提供している「音声定額10分かけ放題」や「データ前借り」、「パケットギフト」、「端末補償」、「訪問サポート」などのオプション・サービスもソフトバンク回線プランで利用することができます。ただし、パケットギフトは回線をまたいでの利用はできず、ソフトバンク回線を利用しているユーザーがドコモ回線のプランを利用しているユーザーから余った容量をもらうといった使い方はできません。
ソフトバンク回線プラン概要
料金
高速通信容量 | 2GBプラン | 5GBプラン |
---|---|---|
データSIM | 1,078円/月 | 1,958円/月 |
音声通話SIM | 1,848円/月 | 2,728円/月 |
容量チャージ:100MB 400円、500MB 600円、1GB 1,000円
音声通話料:20円/30秒(「nuroモバイルでんわ」アプリ利用時は10円/30秒)
SMS送信料:3円~/通(SMS送受信は音声通話SIMでのみ利用可能です)
※音声通話SIMには12か月の最低利用期間が設定されています。最低利用期間内に解約する場合は、最大12,000円の最低利用期間内違約金が発生します。
※別途、ユニバーサルサービス料がかかります。
現在音声通話付のソフトバンク回線格安SIMを提供している日本通信のb-mobile Sと比べると、2GBプランはb-mobile S 990ジャストフィットSIMのほうが安く、5GBプランではnuroモバイルのほうが安くなっています。ただし、b-mobile S 990ジャストフィットSIMは従量制の料金プランなので、使いすぎるのが心配という方は2GBでもnuroモバイルのほうがよいかもしれません。差額は月190円です。
SIMカード種類と対応端末
SIMカード種類 | ||||||
micro SIM | nano SIM | iPhone専用nano SIM | ||||
対応端末 | SIMロックフリー端末(SIMロック解除済み端末も含む) | ○ | ○ | |||
ソフトバンクブランドで販売された端末 | 2017年8月以降に販売された端末 | iPhone | ○ | ○ | ||
iPad | ○ | - | ||||
上記以外 | ○ | - | ||||
2017年7月までに発売された端末 | iPhone | - | ○ | |||
iPad | - | - | ||||
上記以外 | - | - |
※iPhone 4S以前のiPhone、iPadは利用できません。
提供するSIMカードはmicro SIM、nano SIM、iPhone専用nano SIMの3種類があります。SIMロックフリー端末、SIMロックを解除した端末はSIMサイズが合っていればどのSIMでも利用できます。また、ソフトバンクで販売されてSIMロックがかかっている状態の端末でも、上記表を参考に適切なサイズのSIMを選べばSIMロック解除なしに利用することができます。2017年8月を境に分かれている理由は、総務省のガイドラインに従い、8月からMVNO向けのSIMロックを廃止したためです。残念ながら2017年7月までに販売されてSIMロックがかかっているAndroid端末は利用することができません。
リリース:https://www.sonynetwork.co.jp/corporation/release/2017/pub20171212_0048.html