子供にスマホを持たせたいけど、あまり高いのはもったいないという理由で格安SIMを検討している方もいるかと思います。子供にスマホを持たせるうえで、有害なサイトや使いすぎを防ぐことができるフィルタリングサービスが使えるのかは気になるところだと思います。
フィルタリングアプリの利用が基本
格安SIMでは、キャリアが用意しているような独自のフィルタリングサービスではなく、他社のフィルタリングサービスをオプションとして申し込むのが基本となっています。多く用意されているのが「i-フィルター」や「ウイルスバスター」、「Filii」です。いずれも格安SIMのオプションとして申し込まなくても単独で申し込むことはできますので、オプションとして申し込むことでメリットがあったり、独自のフィルタリングを提供していたりする会社をまとめます。
TONEモバイル
TSUTAYAのスマホ、TONEモバイルは子供向けのフィルタリングやお年寄りの見守りサービスに力を入れています。フィルタリングサービスは、保護者がTONEモバイルを契約していれば無料、していない場合は月額330円必要です(サイト閲覧制限が必要ない場合は、月額220円)。
内容としては、位置情報の管理や利用時間の制限、有害サイトへのアクセスのブロック、アプリのインストールや課金管理ができます。
UQ mobile
あんしんフィルター for UQ mobileというフィルタリングサービスを無料で利用できます。機能は有害サイトのブロックや不適切なアプリの制限、Android限定となりますが通話相手先制限や利用時間帯制限などがあります。
その他、有料ですがSNSを安全に利用するためのfilii(月額330円)や位置情報確認サービスのみまもりサービス by Family Locator(月額220円)といったオプションも存在しています。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルはフィルタリングサービスのi-フィルターのAndroid限定版を月額220円で提供しています。公式サイトから申し込むと月額330円なので110円安くなっています。
フィルタリングの内容は、LINEモバイルの箇所で載せた表のAndroid端末の列と同じ内容です。
iPhoneの場合はファミリー共有を利用しよう
iPhoneをご利用の場合はファミリー共有を設定することをおすすめします。ファミリー共有はiTunesやApp Storeから購入したコンテンツなどを共有できるようにする機能ですが、位置情報を把握したりアプリのダウンロードを管理者の許可制にしたりアプリ課金を許可制にしたりできます。
有料アプリのように細かな制限や利用時間の制限ができるわけではありませんが、ファミリー共有を設定しておけばフィルタリングを通るアプリについても自分の目で確認することができます。
家族で複数台のiPhoneやiPadを利用している場合はファミリー共有を設定しておきましょう。