大手キャリアでは撤廃や緩和であまり話題に上らなくなった直近3日間の通信速度制限ですが、格安SIMではまだ制限が残っているところもあります。3日間の制限のパターンとしては、制限なし、低速通信時のみ3日間制限がある、3日間制限があるの3パターンあります。以下に格安SIMの3日間制限についてまとめてみます。
※主要な格安SIMについて調査したもので、ここに載っていない格安SIMについて制限がないこと、あるいは制限があることを示すものではありません。また、執筆時(2017年12月21日)の調査によるもので、今後制限が撤廃される可能性もあります。
3日間制限がない格安SIM
3日間制限がない格安SIMは以下の通りです。なお、特定のプランのみ制限がないものもありますのでご注意ください。また、ファイル交換(P2P)アプリケーション等のデータ通信や大容量のデータ通信、長時間接続を伴うパケット通信は、通信速度が制御、または使用が制限される場合があります。
- OCNモバイルONE
- 楽天モバイル
- LINEモバイル
- Y!mobile(スマホプラン)
- BIGLOBEモバイル(タイプD、ただし「ライトSSプラン」は除く)
- mineo(Dプラン)
- ロケットモバイル(神プラン)
低速通信時にのみ3日間制限がある格安SIM
高速通信時には制限はないけれども低速通信時に直近3日間で大量に通信すると速度が制限される格安SIMをまとめます。制限後の速度は通常の低速通信よりも遅くなります。
※高速通信時でもファイル交換(P2P)アプリケーション等のデータ通信や大容量のデータ通信、長時間接続を伴うパケット通信は、通信速度が制御、または使用が制限される場合があります。
- IIJmio(タイプD)低速通信時に直近3日間で366MBの通信で速度制限が行われる場合があります。
- DMMモバイル低速通信時に直近3日間で366MBの通信で速度制限が行われる場合があります。
- イオンモバイル低速通信時に直近3日間で366MBの通信で速度制限が行われる場合があります。
- エキサイトモバイル低速通信時に直近3日間で366MBの通信で速度制限が行われる場合があります。
- b-mobile低速通信時に直近3日間で366MBの通信で速度制限が行われる場合があります。
高速通信時でも3日間制限がある格安SIM
高速通信時でも直近3日間で大量のデータ通信を行った場合に速度制限が行われる格安SIMは以下の通りです。なお、低速通信で規定の容量を超えても制限されます。また、以下に記載がなくてもau回線の格安SIMはau側の規制のために3日間で6GBの通信をすると制限がかかるものと思います。
- UQ mobile直近3日間で6GBの通信で速度制限が行われることがあります。
- BIGLOBEモバイル(タイプA)直近3日間で6GBの通信で速度制限が行われることがあります。
- IIJmio(タイプA)直近3日間で6GBの通信で速度制限が行われることがあります。
- mineo(Aプラン)直近3日間で6GBの通信で速度制限が行われることがあります。
- Y!mobile(データプラン)前日までの3日間で8,389万パケット(約10GB以上)の通信で当日18時~翌1時まで最大約1Mbpsを基準とした速度制限が行われることがあります。
- ロケットモバイル(神プランを除く)直近3日間でデータ通信量が以下の規定値を超えた場合、速度制限が行われることがあります。1GBプラン:360MB、2GBプラン:360MB、3GBプラン:500MB、5GBプラン:800MB、7GBプラン:1GB、20GBプラン:3GB
- nuroモバイル直近3日間でデータ通信量が規定値を超えた場合、速度制限が行われることがあります。規定値は未公表です。