ASUSより5月18日から新しいZenFoneシリーズ、ZenFone 5、ZenFone 5Qが発売されます。2014年にもZenFone 5という名前で発売されていますが、この記事で指すZenFone 5は2018年発売のZenFone 5の方です。
また、上位モデルのZenFone 5Zも発表されていますが、発売は6月下旬となるのでこの記事では取り扱いません。
ZenFone5、ZenFone 5Qの基本的なスペックと取扱いMVNO、販売価格などを紹介します。スペックはわかっているから取扱いMVNOを早く知りたいという方はこちらからどうぞ。
目次
ZenFone 5、ZenFone 5Qのスペック
ZenFone 5
ディスプレイ
ZenFone 5は縦長の19:9、6.2型Super IPS+液晶を搭載しています。解像度は2246×1080です。上部にはiPhone Xのようにノッチがあり、上下左右のベゼルもかなり狭くなっていて、画面占有率は90%と非常に高くなっています。
ノッチについては賛否両論ありますが、ノッチが嫌いなユーザーのために、発売日のソフトウェアアップデートでHUAWEIのp20シリーズのようにノッチを隠す機能も提供します。
SoC
SoCはSnapdragon 636を搭載しています。ZenFone 4はSnapdragon 660を搭載しているので、前モデルよりも性能が劣るものを搭載していることになりますが、ZenFone 5は「AIブースト」という名のCPUオーバークロック機能を導入しています。AIブーストは、ステータスパネルでオン/オフを切り替えることができ、オンになっている状態では、バッテリーの消費量が増えますが、Snapdragon 636の性能をより引き出すことができます。
性能的には、普段使いする分には問題なく、ゲームも3Dグラフィックスを重視するものでなければ十分にプレイできます。3Dグラフィックスを多用するゲームを存分に楽しむには、Snapdragon 845を搭載する上位モデルのZenFone 5Zを待った方がよいでしょう。
カメラ
アウトカメラは1200万画素(標準レンズ)+800万画素(画角120度の広角レンズ)のデュアルカメラ、インカメラは800万画素のものを搭載しています。
AIによる機能も押し出しており、16のシーン/被写体を自動で判別し、簡単に最適な設定で撮影することができます。また、利用者が好むフィルタを学習し、似たような被写体のときに好むフィルタをサジェストする機能もあります。
DSDV、3キャリアVoLTE対応
ZenFone 5はHUAWEI Mate10 Proで注目されたDSDVに対応しています。2枚のSIMカードを入れることができ、その2枚ともで4Gの待ち受けができます。単なるDSDSでは、片方が4Gでスタンバイしているときには、もう片方は3Gでしかスタンバイできませんが、DSDVであれば両方とも4Gで待ち受けができます。
また、ZenFone 5は国内3キャリアのVoLTEにも対応しています。先にDSDVを対応したMate10 ProはソフトバンクのVoLTEにのみ対応しており、au回線についてはそもそも利用できないので、docomoやauの回線でVoLTEを使いたい人には大きなメリットです。
ZenFone 5Q
ディスプレイ
縦長の18:9、6インチのフルHD+IPS液晶を採用しています。ZenFone 5Qにはノッチがないので、ノッチがあるデザインが嫌いな人も安心です。
SoC
Snapdragon 630を搭載しています。ZenFone 5シリーズの中でスペックを抑えたモデルではありますが、RAMが4GBあることも合わせて、普段使いでは不自由なく使うことができるでしょう。
ゲームについては、軽いゲームであれば特に問題なくプレイできますが、3Dグラフィックスを多用するゲームをメインにプレイする場合やリズムゲームでとにかくハイスコアを目指している場合は上位のモデルを選んだ方がよいでしょう。
カメラ
背面に1600万画素+800万画素(120度広角カメラ)、前面に2000万画素+800画素(120度広角カメラ)を搭載しています。セルフィーに特化したモデルで、前面にもデュアルカメラで片方が広角レンズカメラが採用されています。
5QのQはクアッドカメラのQををとったものです。
トリプルスロット
2枚のnanoSIMカードと1枚のmicroSDカードを同時に使用することができます。DSDS対応機種はSIMカードを2枚入れるか1枚+microSDカードかの選択が必要な場合が多いのですが、この機種はトリプルスロットなので、2枚のSIMカードとmicroSDカードを同時に使用することができます。
なお、両SIMカードスロットともに4G/3G/2G回線に対応していますが、LTE回線を2枚同時に使用することはできません。
スペック表比較
ZenFone 5 | ZenFone 5Q | |
---|---|---|
OS | Android 8.0 | Android 7.1.1 |
SoC | Snapdragon 636(オクタコア) | Snapdragon 630(オクタコア) |
ディスプレイ | 6.2型Super IPS+液晶 1080×2246ドット |
6型IPS液晶 1080×2160ドット |
RAM | 6GB | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB | 64GB |
バッテリー | 3,300mAh | 3,300mAh |
カメラ | アウトカメラ:1200万画素標準+800万画素(広角) インカメラ:800万画素 |
アウトカメラ:1,600万画素標準+800万画素(広角) インカメラ:2,000万画素標準+800万画素(広角) |
SIMサイズ | nanoSIM×2(DSDV) | nanoSIM×2 |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 |
IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 |
通信方式 | FDD-LTE:B1/2/3/5/7/8/18/19/28 TD-LTE:B38/39/41 キャリアアグリゲーション:2CA対応 W-CDMA:B1/2/3/5/6/8/19 |
FDD-LTE:B1/2/3/5/7/8/18/19/28 TD-LTE:B38/39/41 キャリアアグリゲーション:2CA対応 W-CDMA:B1/2/3/5/6/8/19 |
サイズ | 約153mm×75.6mm×7.7mm | 約160.5mm×76mm×7.7mm |
重さ | 約165g | 約168g |
カラー | スペースシルバー/シャイニーブラック | ミッドナイトブラック/ルージュレッド/ムーンライトホワイト |
購入可能なMVNO
ZenFone 5が購入可能なMVNO
格安SIMとZenFone 5をセットで購入可能なMVNOをまとめました。なお、5月22日時点での情報をまとめたものです。
MVNO | 一括価格 | キャンペーン等 |
---|---|---|
NifMo | 53,777円 | 最大20,100円キャッシュバック(5/31まで) |
IIJmio | 53,680円 | 5月25日(金)~7月31日(火)23:59 新規:Amazonギフト券10,000円 6カ月以上継続利用者:Amazonギフト券9,000円 |
エキサイトモバイル | 54,780円 | 5月8日(火)~6月1日(金)11:59まで 端末セットのご購入で5,100円キャッシュバック |
イオンモバイル | 58,080円 | 5月25日(金)~6月14日(木) 本体46,800円(税抜)+SIM1円(税抜) |
OCNモバイルONE | 58,080円 | らくらくセットの場合、46,800円 |
楽天モバイル | 58,080円 | スーパーホーダイ新規3年契約で20,000円キャッシュバック スーパーホーダイ新規2年契約で10,000円キャッシュバック |
BIGLOBEモバイル | 58,080円 | 申込受付は5月23日から アシストパックで月額2,200円 |
mineo | 58,080円 | 取扱いは6月22日(金)から |
ZenFone 5Qが購入可能なMVNO
格安SIMとZenFone 5Qをセットで購入可能なMVNOをまとめました。なお、5月22日時点での情報をまとめたものです。
MVNO | 一括価格 | キャンペーン等 |
---|---|---|
NifMo | 41,555円 | 最大20,100円キャッシュバック(5/31まで) |
IIJmio | 41,580円 | 5月 25日(金)~7月31日(火)23:59 新規:Amazonギフト券10,000円 6カ月以上継続利用者:Amazonギフト券9,000円 |
イオンモバイル | 43,780円 | 5月25日(金)~6月14日(木) |
DMMモバイル | 43,780円 | |
LINEモバイル | 43,780円 |