20GBのプランで契約したいけど、どこがおすすめなんだろう??今回はそんなお悩みを持った方向けに、20GBで格安SIMを比較して、おすすめについて考えていきます、また最近提供が開始されて大手キャリアの新プランとも比較していきます。
目次
格安SIMの20GBでできることは??
初めに20GBでできることを確認しておきましょう。20GBは自分にとって多いのか少ないのかを確認して、本当に20GBで契約すべきかどうかを考える参考にしてみてください。使用データ量については、Y!mobileのこのページ(https://www.ymobile.jp/support/faq/view/21613)を参考にしています。20GBでできることの目安は下記の通りになります。
使用データ量 | 1GBでできる目安 | 20GBでできる目安 | |
---|---|---|---|
メール送受信 | 約500KB/1通 | 約2,090通 | 約40,000通 |
サイト閲覧 | 約300KB/1ページ | 約3,490ページ | 約66,660ページ |
動画視聴 | 約4MB/1分 | 約4.5時間 | 約83時間 |
音楽ダウンロード | 約4MB/1曲 | 約250曲 | 約5,000曲 |
各格安SIMの料金と大手キャリアの新プランの料金は??
それでは20GBでの格安SIMごとの料金について確認してみましょう。
プラン名 | 月額料金 | |
---|---|---|
IIJmio | 20ギガプラン | 2,068円 |
mineo | 20GBプラン | 2,178円 |
日本通信SIM | 合理的20GBプラン | 2,178円 |
LinksMate | 20GBプラン | 2,970円 |
docomo | ahamo | 2,970円 |
au | povo | 2,728円 |
Softbank | LINEMO | 2,728円 |
UQモバイルとY!mobileは20GBのプランを提供していませんが、25GBでの料金も比較のため掲載しています。
プラン名 | 月額料金 | |
---|---|---|
UQモバイル | くりこしプランL | 3,828円 |
Y!mobile | シンプルL | 4,158円 |
楽天モバイルは従量制プランではありますが、比較のため掲載しています。
月額料金 | データ使用量 | |
---|---|---|
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ | 1,078円 | 0GB~3GB |
2,178円 | 3GB~20GB | |
3,278円 | 20GB~ |
それぞれの特徴は??
IIJmio
IIJmioは今回紹介している格安SIMや大手キャリアの新プランの20GBの中で、最も料金が安いです。通信速度も格安SIMの中では比較的安定しており、安心して選べる格安SIMとなっています。
mineo
IIJmioの次に料金が安いプランとなっています。mineoはマイネ王という独自のコミュニティがあるので、わからないことを他のユーザーに質問できたり、ユーザー間でデータのシェアが可能になっていたりという独自の魅力があります。
日本通信SIM
日本通信SIMの特徴は、毎月70分までの通話料金が無料になるオプションが元から付いていることです。他の格安SIMのプランには通話オプションが料金に含まれていないので、通話をする人にはおすすめの格安SIMとなっています。
LinksMate
LinksMateの特徴は、LinksMateと提携しているゲームの特典が付いてくることです。また月額550円で対象ゲームやSNSの通信量を90%以上カットするカウントフリーオプションを付けることもできます。スマホゲームユーザーにおすすめの格安SIMです。
docomo「ahamo」
docomoの新プランであるahamoの特徴は、大手3キャリアの新プランの中で比べると、5分間の通話無料オプションを付けたときの携帯料金が最も安くなることです。通話も行う方で、格安SIMの契約に抵抗感がある方は、ahamoを是非検討してみてください。
au「povo」
auの新プランであるpovoの特徴は、カスタマイズすることで、自分好みのプランにすることができることです。550円で5分間の通話無料オプションや、220円で24時間データ使い放題といったオプションを付けることができます。
Softbank「LINEMO」
Softbankの新プランであるLINEMOの特徴は、LINE利用時のデータ通信量をカウントしないことと、LINEクリエイターズスタンプが使い放題であることです。LINEが主なコミュニケーションツールの方は、LINEMOはおすすめです。
UQモバイル
UQモバイルの特徴は、「くりこしプラン」の名前の通りデータの繰り越しが可能になっていることと、auのサブブランドであるため、通信速度が大手キャリア並みに安定していることです。
Y!mobile
Y!mobileの「シンプルプラン」の特徴は、家族割を利用すると2回線目以降の月額料金が1,188円安くなることと、Softbankのサブブランドであるため、通信速度が大手キャリア並みに安定していることです。家族割の利用を考えている方におすすめです。
楽天モバイル
楽天モバイルの特徴は、20GBまではデータを使った分に合わせて料金が変わる従量制プランであることと、20GB以降は楽天回線エリア内であればデータ無制限で使用できることです。注意点は、楽天回線エリアがまだまだ狭いことで、楽天回線エリア外ではパートナー回線に接続され、高速データ通信は月5GBまでとなっています。
格安SIMの選び方は??
20GBという、同じデータ容量の中でどのように格安SIMを選べばよいのでしょうか。選び方のポイントについて確認しておきましょう。
月額料金から選ぶ
同じ20GBのデータ容量であっても、格安SIMや大手キャリアの新プランでは月額料金が変わります。ひと月での料金の差はさほど大きくないですが、契約期間が長くなるほど、全体の支払い料金の差は大きくなってきます。なので、月額料金の差はしっかり確認しておきましょう。
通信速度を確認する
格安SIMは大手キャリアと異なり、格安SIMごとで通信速度の安定性に違いがあります。特に通信が混雑しやすい朝や夕方の通勤・通学時間、お昼休みは、通信が不安定になりやすい傾向にあります。通信速度を確認する際は、ここのサイトのようなところを参考にするとよいでしょう。
利用回線から選ぶ
大手キャリアでスマホを購入した場合、基本的にスマホはSIMロックがかけられています。SIMロックは解除することも可能ですが、SIMロックを解除しない場合、スマホを買った大手キャリアの回線を利用している格安SIMであれば、そのまま使用することができます。SIMロック解除は自分で行えば料金はかかりませんが、携帯ショップで行うと料金が発生します。
カウントフリーオプションも検討する
スマホゲームユーザー向け:LinksMate
月のデータ通信量のうち、スマホゲームの割合が大きい人はLinksMateがおすすめです。カウントフリーオプションを付けることで、20GBのプランで契約しても、それ以上のデータ通信が可能になります。
動画視聴系アプリユーザー向け:BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、エンタメフリー・オプションというオプションを提供しています。このオプションは、YouTubeなどの対象アプリのデータ通信をカウントしないので、契約したプランよりもより多くデータ通信を行うことができます。
エンタメフリー・オプション
エンタメフリー・オプションは契約するプランによって料金が変わります。データ専用SIMの場合、オプション料金が高くなるので注意しましょう。
料金 | 対象サービス | |
---|---|---|
音声通話SIM | 308円 | YouTube、ABEMA、U-NEXT、Apple Music、Spotifyなど |
データ専用SIM | 1,078円 |
BIGLOBEモバイルの料金は??
参考までに3ギガプラン、6ギガプランにエンタメフリー・オプションを付けた場合の料金を掲載しています。
月額料金 | 月額料金+エンタメフリー・オプション | |
---|---|---|
3ギガプラン | 1,320円 | 1,628円 |
6ギガプラン | 1,870円 | 2,178円 |
まとめ
同じ20GBでも格安SIMや大手キャリアによって月額料金は異なります。それぞれのプランによって、様々な特徴があるので、料金以外の面から自分に合った格安SIMを考える必要があります。通信速度、利用回線も考慮して、最適な格安SIMを探しましょう。