格安SIM選び方のポイント
格安SIMを提供しているMVNOの事業者数は、2020年3月末の時点で1,128社もあります。「格安SIM比較のインズウェブ」では、その中のうち18社に絞って紹介していますが、それでもなかなか選ぶのが大変だと思います。そこで、自分に合った格安SIMの選び方を簡単に紹介したいと思います。
月額料金で選ぶ
「とにかく安いのが良い!」という方は、格安SIMの月額料金で選ぶのが良いです。料金の比較はインズウェブの格安SIM比較サービスを利用してみてください。必要な高速通信容量での格安SIMの料金を比較することができます。
音声通話付のSIMの場合、高速通信容量が1GBであればb-mobile S 990ジャストフィットSIMやLINEモバイルなどが安いです。3GBや5GBの場合、ロケットモバイルなどが安い格安SIMとなっています。
オプションサービスで選ぶ
かけ放題が欲しい、Wi-Fiスポットが無料で使えるのが良いなど自分が欲しいオプションサービスがある格安SIMから選ぶと、満足のいく格安SIM選びとなると思います。いくつかオプションサービスの比較についてのコンテンツを作成していますので参考にしてみてください。
- かけ放題(通話定額)が利用できる格安SIMはどこ?
- Wi-Fiスポットが無料で利用できる格安SIMを紹介!
- サポートが充実している格安SIMはどこ?
- 格安SIMのカウントフリーで通信量の節約
- 格安SIMでもフィルタリングサービスは使えるの?
また、オプションサービスではありませんが、独自性のあるプランから選ぶという手もあります。月に20GBや30GB使える大容量プランや月に使用した分だけ支払う従量制のプラン、無制限に利用できるプランなどがあります。
通信速度で選ぶ
格安SIMを使う場合、特に昼の混雑時など通信速度が遅くなる場合が多いです。各MVNOは自社のサイトで通信速度について書いていますが、そこに記載の数字はベストエフォート、つまりは理論上の最高速度です。その最高速度で通信できることはまずありません。
実際に使用するときの通信速度が重要になりますが、これは使用する地域や時間帯などによって異なります。また、サービス開始当初は速くても、利用人数が増えるにつれて設備の増強が追い付かずに、通信速度が遅くなるということもあります。
設備の増強をしっかりと行っていて、長きにわたって通信速度が速いという評価を得ているSIMを選ぶとよいでしょう。しかし、なかなか見極めるのは大変だと思いますので2つの格安SIMを紹介します。それはY!mobileとUQモバイルです。Y!mobileはソフトバンクの、UQ mobileはauのサブブランドとして展開しているので、通信速度は安定して速いです。