2018.06.07
日本通信株式会社は、SIMフリーのiPhoneやソフトバンクのSIMロックがかかったiPhoneで使えるデータ通信専用のSIMカード「b-mobile S 190PadSIM(for iPhone)」を6月8日(金)から発売することを発表しました。
すでにiPad用として発売されているものと同様に、最低維持費190円(税別、以下も同様)の段階性の料金プランを採用した格安SIMです。自宅に眠っている解約済みのソフトバンクのiPhoneをデータ通信専用機としてよみがえらせることができます。
データ使用量 | 月額基本料 |
---|---|
~100MB | 190円 |
~1GB | 540円 |
~2GB | 890円 |
~3GB | 1,240円 |
~4GB | 1,590円 |
~5GB | 1,940円 |
~6GB | 2,290円 |
~7GB | 2,640円 |
~8GB | 2,990円 |
~9GB | 3,340円 |
~10GB | 3,690円 |
なお、初期手数料とSIMカードの料金として、申し込みに別途パッケージ料3,000円がかかります。また、別途ユニバーサルサービス料がかかります。
ソフトバンク回線のデータ通信専用SIMです。音声通話やSMSは利用できません。また、他社の一般的なデータ通信専用の格安SIMと同様、契約解除料が発生しません。
0 SIMはドコモ回線なので用途は完全には一致しませんが、最低維持費の安さから似たような使い方をする方もいるかと思います。
サブ機をできる限り安く維持するという目的であるのならば、基本的には0 SIMに軍配が上がります。0 SIMはデータ通信専用のプランの場合、499MBまでは0円、500MB以後は100MBごとに100円かかり、2GB~5GBまでは1,600円の定額で利用できます。そのため、1,299MB以下の使用量の場合、0 SIMの方が安く利用することができます。
ただし、0 SIMは3か月間連続でまったく通信をしない場合は自動解約となるので、その点は気を付ける必要があります。
b-mobile SはソフトバンクのSIMロックを解除しなくても使える数少ないSIMのうちの一つであることから、ソフトバンクのiPhoneを復活させて安く利用したいという用途では有用であると考えられます。
SIMロック解除ができる場合は、0 SIMやDMMモバイル(ある程度使う場合)などの方が安く維持するという面では優れています。